やけに暑いと思ったらラジエターフィンが潰れてた…

超絶暑かった夏ももう終わりかけ。
今年は特に暑くて死ぬかと思ったわ…

暑いからなぁと思いつつも、何だかんだバイクには乗ってて、
やっぱDUCATIって暑いな…夏の昼なんかに乗るもんじゃないな…
って思ってた。気温が30度を超えてると地獄…

暑さのレベルとしては、シートが全体的に温まって、内ももが少しヒリヒリするくらい。
メーターの水温も、4個から6個の間を行ったり来たりという感じ。

でも最近、急に涼しくなって25度とか！
これなら快適に乗れる！
って思って出かけたけど、バイクが夏場と同じくらいに暑い…
これはおかしい…
さすがにこれだけ涼しければ、内ももがヒリヒリすることはなかったはず。

以前にクーラントが漏れていたことがあったので、またやらかしてるのかなと思って、リザーブタンクを見たけど減りはなし。
クーラントは交換してから丁度1年くらい。
性能劣化したかな？
と思って調べたんだけど、防錆と不凍効果は低くなるけど、冷却効果にはあまり関係ないんだって。
しかも一年しか使ってないし、クーラントは問題なしか…

ラジエターを見たらフィンが潰れてた

それにしても気のせいと思うにはあまりに暑かったので、ラジエターを見てみた。
上側は特に問題なし。
下側は、、、、
なんか結構潰れてるやん…

特に中央部分。フロントタイヤから巻き上げられるだろう小石なんかよくぶつかってるんだろうな…
ちなみに上のラジエターはクーラントを、下のラジエターはエンジンオイルを冷やしてるんですって。

潰れ方も、フィンが横に広がって左右の穴を潰してるのはまだ良さそうだけど、片側から思いっきり潰れてる箇所もあって、これだと空気の通り道を塞いでしまい、ラジエターの効果が得られていない…

片側から潰れてた箇所をマーキングするとこんな感じ。
範囲としては狭いんだけど、とりあえず悪いものは悪いので、マイナスドライバーでフィンを起こす事にした。
これがまた地味な作業！
中身を傷つけないように、慎重に起こしていく。

走行直後は結構暑いので注意です。。。
チマチマこの作業してたらレース時代の事をふと思いだした。
FJ1600っていうフォーミュラだったんだけど、ラジエターはコアガードなしでむき出し。コースアウトとかすると、砂利が無茶苦茶つまってとるのが大変だったりした。
お金をかけないためメンテナンスは自分でやるんだけど、このフィンがよく潰れてて、ガレージでよく目起こししてたなぁ…

そんな物思いに更けながら15分くらい。ま、見た目は悪さは変わんないけど…
多少千切れちゃった箇所もあり…
結局、片側がっつり潰れていたところ以外にも、横に開いていた箇所も修正。

冷却効果が戻った！

面積が少なかったのであんま期待してなかったんだけど、これが意外と効果あり！
走りだしてからしばらくしてもなかなか暑くならず、水温系もしばらくは目盛り3個の状態をキープ。
内ももヒリヒリもかなり改善された。

という事で、「やけにバイク暑いな」って思ったら、フィン起こしは結構効果あるかも！
ちなみにコアガード付けてると、フィンはあまり潰れない？？
知ってる方いたら是非教えてくだせぇm(__)m

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