公開 : 2021/08/03 : 2021/08/07
名品の予感…!「レブイット トルク(Rev’it Torque)」インナー付きフルメッシュジャケットレビュー
兼ねてから気になっていたレブイットのジャケット。
レブイットはオランダのバイクウェアメーカー。
ジャケットを始め、グローブ、シューズ、レーシングウェアまで幅広く展開しています。
特にジャケットの種類が多く、ざっと数えるだけでも100種類以上あります。
今回購入したのは「トルク(Torque)」というモデル。
インナー付きのフルメッシュジャケットです。
何気なくバイク用品店で試着したらかなり良い感触があり衝動買い。
まだ少ししか使用していませんが、これは名品ではないかという雰囲気があります。
トルクはどんなジャケットか?
着るとどんな見た目?
使い心地やサイズ感は?
などなど、詳しく紹介をしていきたいと思います。
インナー付きフルメッシュジャケット「レブイット トルク」の紹介
値段 19,000〜25,960円(税込)
※海外通販から公式価格までを参考
カラー展開 3色
サイズ展開 S〜4XL(国内はXLまで)
型番 FJT247
カラーは「ブラック」「ブラック/グレー」「ブラック/アーミーグリーン」の3色。
ブラック以外はカモフラ柄を一部に使用。
派手になりがちな柄ですが、いずれも色合いが抑えられていて、
派手すぎずにいい感じです。
プロテクターは標準で肩と肘に装備。いずれもCE-level1です。
別売りのバックプロテクター(SEESOFT RV)が入れられるポケット付き。
インナーを外した内側は通気性の良さそうなメッシュ生地になっています。
内ポケットも左右で2点あり。
今回の大きな売りであるインナージャケットはボタンで留められるようになっており、ズレ防止に役立ちそう。
インナーの詳細は後ほど。
正面と背面にある爪のような模様はリフレクターになっています。
夜間の安全性も考慮されていますね。
手首と腰回りに調整用のベルトあり。
二の腕部分には絞り用のボタンも。
ポケットもジップ付きで走行中も安心ですね。
レブイットジャケットのサイズ感
自分は179cm、73kgほどの中肉体型。
私はMサイズを選びました。
おそらく国内のサイズ感と比べると、ワンサイズくらい大きめな印象です。
ただ、MサイズとLサイズで大きさの違いはごくわずかな印象。(写真は角度が少し違ってわかりづらくすみませぬ…)
Mサイズでジャスト、Lサイズは若干ゆったりめ、といった感じ。
Lサイズでも大きさのせいで実用性が落ちるということはなさそうでした。
お好みで選べそうですね。
ちなみに日本公式HPにあるサイズチャートはこんな感じ。
※厳密には本国HPのもの、海外通販サイトのものと全て違ったためざっくりなのかもしれません。
また4XLは本国HPのものを記載しています。
サイズ | 胸囲(cm) | ウエスト(cm) | ヒップ(cm) |
---|---|---|---|
S | 86-94 | 76-83 | 92-98 |
M | 95-100 | 84-89 | 98-103 |
L | 101-106 | 90-95 | 103-108 |
XL | 107-112 | 96-102 | 109-114 |
XXL | 113-118 | 103-110 | 115-120 |
3XL | 119-124 | 111-117 | 121-125 |
4XL | 127 – 132 | 117 – 123 | – |
レブイットトルクが名品ではないかと感じる3つの理由
その理由は以下の3点。
- 快適性の高さ
- 使える時期の広さ
- 程よい値段
まず羽織ってみた感じのフィット感が良さげ。
プロテクターのごわつきが少なく、キツくもないし緩くもないという絶妙な感じ。
また、丈も短めに作られていますが、ダイネーゼほど極端ではなく自然な感じ。
展開されている中では一番カラフルなものを選びましたが、
色合いも抑えられていて、自然な見た目なのも個人的には気に入っています。
このままコンビニとかも気にせず入れちゃうと思います。
また、このインナージャケットが秀逸。
薄手なのにレザーのような丈夫な素材感でしっかりしています。
防風でしかも防水。
そして内側には「Hydratex® mesh G-liner」というハイテク素材が使用され、
防水透湿性の高いメッシュになっており、快適性が考慮されています。
なかなかの豪華インナーですよね。
これのおかげで3シーズン対応ジャケットと言えそう。
真夏はもちろん、春や秋でも使えちゃいそうです。
雑に折りたたんでもかなりコンパクトに。持ち運びは楽そうです。
使ってみて気づいたのですが「フルメッシュジャケット」は涼しさ確保に全力なので、
街中など地上では良くても、山の上にいったら寒いという経験がありました。
せっかく熱い道のりを耐えてやっと山道に入った時に、
「ヤッホ〜!ここからはパラダイs…あ、あれ…すっごい寒くて無理…( ;∀;)」
なんて経験をしなくて済みますぜ。
そしてこれだけの品質なのに、お手頃なお値段。
インナー付きのフルメッシュジャケットで2万円代中盤というのは、
かなりお手頃なのではないかと思います。
機能が良さげなHYOD、KUSHITANIは3〜4万円代がザラだし、
中間ブランドのRSタイチはインナー付きがなさそう。
値段でアドバンテージあるのはコミネくらいでしょうか?
また、ヨーロッパブランドなので海外通販の方が数千円安く手に入りそうですが、
国内価格と差は少なそうです。
バイク用品店では扱いが少ないかもしれませんが、見つけたらぜひ試着してみて欲しいですね。
レブイットトルクを使ってみた感想
気温30℃ほどの快晴の日に、インナーを外して使用してみました。
正面、脇の下あたりに風が通り抜けるのが気持ちいい。
生地の厚さがちょうど良くて、安心感もありつつ、厚手の生地特有のゴワゴワ感やベタベタ感は少ないと思います。
マジで良いもの買った感ある。
比較対象として出して申し訳ないのですが、
ダイネーゼの「AIR CRONO 2 TEX JACKET」は、生地感が厚くてやはりその分熱がこもりやすく、涼しさでいうと部が悪い感じ。
そして専用のインナーがないため別で用意しなければならないという不便さも。
あと見た目が派手w(これは俺が悪い)。
また、コミネの「プロテクトメッシュパーカ-テン」と比べると、
サイズ感は適切だとおもうものの、ダボつきがあり風の抵抗を受けがち。
標準装備のプロテクターが多くて良いのですが、ごわつきも結構感じるため外したくなります。
また安いためしょうがないのですが、見た目のチープさも少し気になるといった感じ。
「ちょっと良いメッシュジャケットがほしい!」という方におすすめ!
うーん、これは秋まで使っていくのが楽しみだぜ…
快適だし幅広いシーズン対応。
サイズ感や見た目も個人的には好きです^^
「ちょっと良いメッシュジャケットがほしい!」という方には、
かなりお勧めできると思います。
気になる点としては、チェストプロテクターのポケットがないことくらいでしょうか。
不便と感じる方もいるかもしれません。
余談ですが、似たモデルとしてはダイネーゼの「Dainese Air Frame D1」がありますね。
こちらもインナー付きのフルメッシュジャケットであり、海外通販だとほぼ同じ価格帯。
気になる方はこちらもチェック!
書いてる人
サイト管理人「パタロウ」。
プロを目指すほど小さいころから車好き。30過ぎてバイクにハマる。
バイクライフ・カーライフを支援する情報を発信しています。
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