公開 : 2019/10/20 : 2021/10/19
DUCATIに似合うヘルメットを考えてみた
DUCATIに限らない話だけど、バイクをウキウキしながら選んで買った時、同じくらい楽しかったのはヘルメット選び。
意外と多くのメーカーから選べるし、モデル、カラーリングも豊富ですよね(´▽` )
はじめは単純にヘルメットの形だけを見てBELLのBullittがカッコいい!と思って買ったけど、そのうちバイクライフに慣れてくると「車体とあったヘルメットの方がカッコいいんじゃないか…?」と気づいてしまいました。
これって、服選びと一緒かも…
ヘルメット単体だけで選ぶと失敗することも…
自分はスニーカーも好きでよく見るんですが、
スニーカー単体だけで見て、カッコいい!と思って買って、いざ普段着にあわせてみると「なんじゃこの浮き具合は…」ってなることがよくありました…
このスニーカー選びでもやってしまいがちな失敗がヘルメット選びでも起こります。
Bullittの例がまさしくそれで、このヘルメットはレトロヘルメットのカテゴリーなので、どちらかというとスクランブラーとかクラシックバイクなど、そういったレトロなバイクに似合いやすいですが、SSやストリートファイターなどスポーティなバイクには少し似合いにくいかと思います。
スニーカーにしても、ヘルメットにしても、
どんなバイクにあわせるか、どんな服装にあわせるかを考慮して選ぶようにするとだいぶまとまりやすいと思います。
また、自分の体型も考慮して、サイズ感を調整するのも大事ですよね。
で、これが自分的には悔しかったので、
インスタグラムとかで、ともかくDUCATI+ヘルメットで写っている写真を見まくりました(笑)
そこで、自分なりに似合いそうなヘルメットの傾向がつかめたのではないかと思っていますw
バイクなんて好きなヘルメットを被ればいいし、自己満の世界だとは思うけれど、
「カッコよくみられたい」って言う欲も重視するならこういった視点も大事かなと。。。
そんな感じで、DUCATIに似合うであろうと私が選定したモデルをまずはご紹介します。選定した詳しい理由は長くなるので後述!
DUCATIは全体的にレーシーさがありますが、とはいえモデル別にある程度分けて考える必要がありそうです。
今回は3つのカテゴリー「スポーツ系」「レトロ系」「アドベンチャー系」に分けて考えてみました。
スポーツ系モデル
パニガーレ/モンスター/ストリートファイターなどのレーシーさが強いモデル向け
AGV CORSA R / PISTA GP
DUCATIといえばイタリアンメーカーのAGV。知らない人は少ないはず?
なかでもスポーティなCORSA RとPISTA GPなら相性はバッチリですね。値段が高いのがネックかなぁ。。。
NOLAN X-803
同じくイタリアンメーカーといえばNOLAN。なかでもX-803のカーボンモデルは軽いし、見た目もかっこいい!重量はおよそ1300g。実際に持ったこともあるのですがめちゃくちゃ軽いです。カッコだけでなく、実用性も高そうですね。
Arai RX-7X
DUCATIと身近なメーカーといえばAGVの次はAraiというイメージがあります。ディーラーにおいてあるヘルメットもAraiのが多いですよね?
なかでもRX-7Xはフラッグシップモデルだし、形もレーシー。あとは車体とのカラーリングで合わせたいところですね。
SHOEI X-Fourteen / Z-7
DUCATIとは疎遠な感じのSHOEIですが、手前味噌でなんですが似合うと思います。SHOEIはフォルムがカッコいいですよね。特にX-Fourteen はかなりスポーティな見た目をしているのでスポーツ系バイクにはバッチリかと思います。軽さで勝るZ-7もいい感じですね。
レトロ系
スクランブラー/SPORT1000/ディアベルなどレトロモデル向け
BELL Bullitt / MOTO-3
スクランブラーのオプションとしても展開していたBullitt(ブリット)。BELLはこういったレトロ系のヘルメットは得意な感じがしますね。またMOTO-3という復刻モデルもあり、これまたレトロでカッコいい。ゴーグルと合わせてキメたいところ。
AGV X3000
AGVの印象にはあまりなかったのですが、こういったレトロなモデルも展開しています。
X3000は1960年代の偉大なライダーというジャコモ・アゴスティーニが、現役時代に使用していたモデルを再現したものだそうです。品があって大人なヘルメットですね。
Simpson M30 / M50
DUCATIとはなかなか相性が悪そうなSimpson。アメリカブランドだし、どうしてもハーレーなどアメリカンな印象が強いです。
ただ、M30(モデル30)やM50(モデル50)なら、アメリカンらしさはほどほどに抑えられ、
薄くて小さなフォルムと、ドクロをイメージさせるベンチレーションがレトロな雰囲気を醸し出してくれます。
特にシールドを外してゴーグルをかけるとさらにレトロ感が強まります。
SHOEI EX-ZERO
国内ブランドだとレトロフルフェイスはラインナップが少ない印象がありますが、
その中でもEX-ZEROはかなりいい雰囲気を持っていると思います。
このモデルもゴーグルをつけて乗るのがいい感じ。インナーバイザーもついてるみたいですね。
アドベンチャー系
ムルティストラーダ/ハイパーモタードなど、アドベンチャー・モタード系向け
AGV AX-9(AX-8)
アドベンチャーといえば日差しよけのついたヘルメットが定番化してきてる気がします。
その中でもAX-9はおしゃれな雰囲気を纏っていてデザインもまとまった感じがあり、DUCATIには似合いそうです。
ただ、個人的には前のモデルであるAX-8のほうが、ゴツゴツしていて好きだったのがちょっと残念。。。
BELL MX-9
AGVのAX-9と名前も形も似ているのがこのモデル。
どちらが本家かは不明なのですが、絶対意識しているはず。。。
こちらも兵隊風ヘルメットな雰囲気で、エアロな日よけも完備。
アドベンチャー、オフロード系の車体に似合いそうです。
Arai TOUR CROSS 3 / V Cross 4
TOUR-CROSS 3はシールド付きのアドベンチャー向け、V-Cross 4はシールド無しのオフロード向けのヘルメットです。
TOUR-CROSS 3は「Strada Tour V3」、V-Cross 4は「Explorer V2」という名前で、DUCATIデザインのモデルも出ていますね。
SHOEI NEOTEC II
アドベンチャータイプのヘルメットではないですが、スタイリングと機能性を考えるとNEOTEC IIはかなり良さそうです。
フリップアップタイプなので暑さ抜きに便利だし、インナーバイザーも装備。
また、今モデルからは専用のインカムも埋め込めるようになっています。
ヘルメットが出っ張らずスマートなままで使えちゃうのがいいですね。
フリップアップヘルメットにしてはスリムだし、かなりかっこいいモデルだと思います。
色付きシールドを合わせて買った方がカッコよくなりやすいかも
個人的にはクリアシールドは、目元がはっきり見えてしまうしちょっと苦手かも。。。
スモークか、シルバーのミラーシールドなんかだと派手になりすぎず目元を隠してくれるので、合わせて買っておくようにしていました。
また、オフロードやクラシック系のヘルメットの場合はゴーグルをつけることでもおしゃれさアップするかと思います。
似合うと思ったヘルメットを選んだ基準について
まずはDUCATIの特性を考えた
出典:DUCATI
バイクの姿や雰囲気に合わせるっていうのが一番の近道なんだろうけど、まずは下地となる知識を整理しておくのも大事かなと。
そもそもDUCATIの特徴ってなんだろう?個人的には「レーシー」という言葉がぴったりなような気がしました。こんなに倒立フォークばかりのバイクメーカーもそうそうないはず(笑)
ということで、ジェットヘルメットは、少し浮いてしまうと思いました。
そこでフルフェイスモデルのみに絞ることに。
最近になって、スポーティーで使いやすいそうなスクランブラーが増えて、幅が広がったような感じがするけど、これまではかなりストイックなイメージが強かったかなと思います。
昔は乾式クラッチしかないモデルも普通だったし…
そしてスポーティと言うよりもレーシーというのも特徴かと。これまでの歴史とかもあるかもしれないけど、バイクの紹介でサーキットを走る姿が多いからじゃないかな?と思っています。
DUCATIの歴史も考慮した
出典:DUCATI
歴史とはちょっと大げさですが、DUCATIがこれまでどういうメーカーと組んできたかということ。有名どころで言えばブレンボ、テルミニョーニなど。
ヘルメットで言えば、イタリアメーカーの「AGV」はDUCATIと親和性があって有名ですよね。
日本のメーカー「Arai」かなと思います。ディーラーに行くとDUCATIデザインのモデルがよく置かれていますね。
どちらのメーカーも、歴史ある伝統的なメーカーですよね。
ということで、特定のモデルですが、この2メーカーのものであればDUCATIに「似合いやすい」と考えられるため、これらのメーカーを多めに選定しました。
色とサイズを合わせる
DUCATIといえば赤がおそらく一番多いでしょう。
次に黄色か黒か。。。
車体とヘルメットの色の相性も大切です。
たとえば真っ赤なバイクに、青いヘルメットってどうでしょ??具体的にはDUCATIレッドにメタリックブルーのヘルメット。。。
ちょっと似合わない感じがします。
そして、カッコよく見えるコツとしては「色の数を絞る」という方法があります。
これはファッション界隈ではよく採用される手法かと思います。
たとえば、「赤、黄色、白、黒」と4色使うよりも、「赤、黒」の2色に絞った方が、全体のバランスとしてまとまりやすく、おしゃれに見えやすいという効果があります。
掲載しているヘルメットの色についてもこれらを意識して選定しました。
出典:Arai
あとはサイズ感。大事なのはシェルサイズ(外形)の違いを把握することかと思います。
これはヘルメットの場合、「小さい方が基本的にカッコよく見えやすい」と思います。
やっぱり頭は小さい方がいい。。。。
ということで、2サイズで迷ったら、できれば小さい方にしておきたいところ。
また、きつめのヘルメットの方が安全性にも良いと言われていますよね。
ヘルメットはXSからXLなど、こまかに6サイズくらいあるのが通常ですが、シェルサイズは3種類くらいが多い気がします。
例えば、MとLで迷っていてシェルサイズが違うなら、Mを選ぶ方が小さく見えるし、一方、MとLでシェルサイズが同じなら、ゆとりあるLを選んでも外形は一緒で済みます。
ただ、シェルサイズはメーカーのHPに書いてあることが多いですが、モデルによってはなかなか見つけられないのが厄介なところです。。。
こういった場合は、「モデル名+shell size」などと英語で検索すると見つかるかもしれません。
MFJ公認にこだわらなければ海外通販もあり
海外ブランドのヘルメットはやっぱり海外で買うのが安いです。特にAGVの値段はかなり違います。(汗)
ただ、問題としては日本規格ではないため、MFJ公認がないこと。
サーキット利用で検討している場合は制限がかかるので注意です。
海外通販はよくつかっているFC-Motoなどおすすめです。
「海外規格のヘルメットって公道で使っていいの??」
っていう疑問を持たれる方もいると思いますが、
道路交通法を見ても問題ないようです。
詳しくは以下の記事の最後の方にまとめておきましたので、気になる方は是非。
ちょっと長くなってしまいましたが、こんな感じですかね!
調べてるだけで楽しかったですw
ヘルメット選びの参考になれば幸いです^^
2 件のコメント “DUCATIに似合うヘルメットを考えてみた”
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サイト管理人「パタロウ」。
プロを目指すほど小さいころから車好き。30過ぎてバイクにハマる。
バイクライフ・カーライフを支援する情報を発信しています。
パタロウの詳しいプロフィール
おはようございます。お邪魔します。
興味深く拝見しました。豊かなライディングライフのためにもヘルメットの選択は重要と思いました。
参考になれば幸いです^^