パタロウのブログ

公開 : 2022/07/09 : 2022/07/14

【車検対応】LEDウインカーの取付整備-ケラーマン バレット アトー/Kellermann Bullet Atto

純正のウインカーはボッテリしがちで、特にリア側をLEDウインカーにするとスッキリしていいですよね。
自分もスッキリさせたいなぁと、テールライト一体型のウインカーを使用していましたが、
これだけでは車検が通らない可能性が高く、ウインカーを追加することにしました。

取り付け位置は悩みましたが、定番のナンバー左右に配置することに。
ナンバーの内張りは車検でも問題ない、という情報もあり、出来ればこのままいきたいところ。

取り付け場所の関係もあって、あまり出っぱらないものがいいなと思っていました。
車検対応で小さいウインカーといえば「アレ」があるじゃないか…
世界最少のLEDが!

ということで今回は、リア側へのLEDウインカーの取り付け整備を解説します。
「ウインカー以外に何が必要?」「電源はどうやって取る?」「抵抗は必要?」などなど、電気系は悩むことが多いのでは?
色々と調べて、なんとか上手く装着できましたので、詳しく解説していきたいと思います。
(ちょいとズボラなところもありますが許してね。)

LEDウインカーの取付で用意したもの

世界最小のLEDウインカー!ケラーマンのバレットアトーを用意

ケラーマンはドイツのウインカーメーカー。
海外通販でゲットすることもできるし、正規代理店である「ケラーマン ジャパン(パーツマイヤー)」もあります。
なんと正規のものは日本仕様らしく、本家のものとは違うようです。
また、1年保証があります。

レンズの直径はわずか7mm。バレットというだけあって、形は弾丸っぽく、かっこいいじゃあないですか。
さすが世界最小。小さいのはわかっていたけれど、実際に手に取ってみて驚きました。
しかも、これで車検対応なんだからすごいですよね。

裏面には車検対応の元となる「Eマーク」が入っています。
さらに、商品には正規店が発行してくれた、こんなありがたい用紙も同封されています。

スタイリッシュなキジマのウインカーステーをチョイス

今回はリアに取り付けます。場所はナンバーの左右に決めました。
ウインカーボルトはM5サイズ。
かなり小さなウインカーなので、一般的なウインカーステーでは穴が大きすぎることも。
キジマからちょうど「nanoランプ用」なるものが出てたのでこちらをチョイス。
シンプルでスタイリッシュだし、位置の微調整もやりやすそうですね。

電源は配線コネクターを噛ませて取ることに

通常は電球タイプか純正LEDのウインカーと交換になるかと思いますが、
自分の場合は状況が特殊で配線コネクターを使うことに。

テールランプがウインカーと一体型のものになっていて、すでにウインカー配線は設置済み。抵抗も付属しています。
しっかりやるならキチンと計算しなければなのですが、この方法がめんどくさい…
保安基準としては「1分間に60回~120回点滅」できれば良いので、範囲は割と広いはず。
そんな状況なので、まずはやってみて速度をみることにしました。

バレットアトーの配線は私のDUCATIの配線よりも細かったため、異線形配線コネクターを用意。
適合サイズは「0.5〜0.85sq」「0.2〜0.5sq」

「でたわ、なんやねんsqって…」
電気系には疎い自分には頭が痛い。
sqは「スケア」と読み、電線の導体の太さを表す指標だそうです。
正確には外からではなく、内側の導線のサイズを測って計測しないといけないんですが、直径から想定してこのサイズにしました。(今の所、問題ありません。)
何sqが何mmなのか?
サイズを確認するのはこちらのサイトが便利です。

古いバイクではハロゲン仕様だろうし、最近のバイクでは純正でLED仕様になっていることが多いですよね。
車種によって必要な抵抗は違い、汎用品での代用も可能です。
ただ私のような初心者は、メーカーが提示してくれている抵抗器で揃えてみるのが確実だし簡単かもしれません。
今回のケラーマンバレットアトーについてはこちらに載っています。

LEDウインカー取り付け整備開始

まずはウインカーとステーを仮組み

今回はナンバーステーに取り付けることもあり、スムーズに進めるため仮組みしておきます。
まずは収縮チューブから。
主なのは見栄えと、配線をまとめることで取り回しを良くするのが狙い。
配線はかなり長いです。ごちゃついてるとイライラしますからね…

バレットアトーの配線はおよそ0.7mmが2本。
直径2mmの収縮チューブを用意しました。
ただ、このチューブ、配線とのクリアランスが少ないせいか、かなり通しづらいです。
外観からコードが直に見えなければいいかなと、長さは30cmくらいにしました。

初めの方はスルスル通せるのですが、後半は摩擦が大きく大変でした。
なんとか配線の先端を探し当てて、グリグリやりながら通します。

これ1本やるのに10分くらい(汗)

あとはドライヤーで収縮させます。
このチューブは70℃で伸縮開始なので、家庭用のだと結構時間が掛かかりました。ヒートガンの方がいいかも。

完全に収縮してるか微妙〜。まぁいいでしょう。

今回は洒落っ気をだして、付け根に赤のアルマイトワッシャーを噛ませることに。
M5用の装飾ワッシャーって中々見つからなくて苦労しました。

なかなかえぇやん。
キジマのウインカーステーもシンプルながらスタイリッシュでいい感じ。

反対側もやって仮組みは完成です。

カウルなどの取り外し

今回は割り込みなので、効果があるのかなんとも言えないですが、バッテリーは外しておきました。
外すのはマイナス側を。

自分は内張りなので、このプレートを外して隙間からリアカウルの中に導線を通します。

開けるとこんな感じ。
私のストファイはこの矢印の部分にスペースが結構ありますので、
ここに配線を収めることにしました。

配線の接続

全部のDUCATIにどうかはわかりませんが、私のは左右でSXとDXの表記があります。
左がSXで、右がDXです。
わからない場合、どっちか配線を抜いてウインカーつけてチェックするのが良さそうですね。

次にコネクターを導線に配置します。
溝が細い方にバレットアトーの配線を、太い方に本体側の配線を通します。

導線の先端は折り込んでから差し込みました。
これ我流なんですが、詳しい方が見たら「おぉい!」ってなるのかな。。。(笑)

バレットアトーには黒と灰色の配線があります。
結局どちらがプラスでマイナスかわからず…
ぶっつけで試すしかありませんでした。

結局、50%を引けずに一度目は失敗で点灯せず。
配線入れ替えたら無事OKでした。
こういうのって間違えて設置しても壊れないものなんですかね。(物によるのだろうか。)
また、バイク本体の線は傷つけたくなかったので、テールランプ側の線にしました。
配線色の参考に出来ず申し訳ない。。。

外していたバッテリーの端子を戻して点灯チェック。
小さいけれど、かなり明るいですね。

反対側も同様につけて、これで配線接続はOK。

LEDウインカーをナンバー裏側に取り付け

ウインカーステーはナンバープレートのボルトと共締め。
角度の調整が難しい。

そして面倒な配線処理。
これもトラブル避けるためにしっかりやっておきたいところです。

ちょいと雑ですが、カウルからはみ出たり、引っかからないよう結束バンドで処理。
線が細いと見た目的には怖いですね。

カウルを戻して、最後にウインカーの角度調整。
裏側からナットで固定したら完了です。

見た目はこんな感じ

さすがのコンパクトさ!
配線も見えず、スッキリして感じ。
レッドアルマイトのワッシャーもワンポイントになったし、スモークレンズも車体にマッチしててええやんけ。

これくらいの距離になると、付いているのもわからないくらいですね。

LEDウインカー動作確認

動作チェックの動画です。
いいっすね〜^^
マフラーや車体にめちゃめちゃ反射してる。
点滅速度も問題なさそうですね。
これで車検に臨んできますぜ。結果はまた後日。

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8 件のコメント “【車検対応】LEDウインカーの取付整備-ケラーマン バレット アトー/Kellermann Bullet Atto”

  1. しんぺい より:

    最近SF848に乗り換え参考にさせていただいています。
    自分もウインカーを変えたいのでアレコレ悩んでますがケラーマンのウィンカーいいですね!お高いですが、、、
    ちなみにテールランプはどのメーカーでしょうか?
    探しているのですがなかなかヒットしなくて、、、

    • Avatar photo パタロウ より:

      テールは「MOTODYNAMIC」のものです。これ作りもよくてスモークもかっこいいし良いですよ^^
      ウインカー光らせなきゃ車検もokでした。
      ただカプラーの作りが悪いのか、規格が違うのかわからないのですが、自分はうまくはまらなかったため、
      ドカの純正カプラーを発注して取り替えています。意外と手間かかってます^^;
      https://www.motodynamic.com/2009-2014-ducati-streetfighter-sequential-led-tail-lights-smoke.html

      • しんぺい より:

        テールランプの情報ありがとうございます!リレーや抵抗も付属しているのですね。ウィンカーを光らせない場合はリレーや抵抗を使わないで配線すればいいでしょうか?

        • Avatar photo パタロウ より:

          テールランプだけの交換なら追加の抵抗はいらないと思います!

          • しんぺい より:

            ありがとうございます。中華の安いのより全然かっこいいですね〜。自分は黄色なのでクリアかスモークか迷ってしまいます。フェンダーレスも付けたいですがパタロウさんのブログを拝見すると配線収めで悩みそうです^^;ウィンカーをどうするかも悩みながら考えてみます。ありがとうございました!

          • Avatar photo パタロウ より:

            フェンダーレス配線は慣れれば簡単ですよ〜
            ぜひ^_^

  2. コミヤ より:

    いつも楽しく記事拝読させて頂いてます。
    ナンバープレートホルダーなのですがパタロウさんはどこのものを使用されているのですか?
    よろしければ教えて頂ければと思います。m(*_ _)m

    • Avatar photo パタロウ より:

      「COMPETITION WERKES FENDER ELIMINATOR」です!
      MOTOWHEELS(https://motowheels.com/)で購入しましたよ〜
      ただアメリカ規格なのでナンバー取り付けには、穴あけ加工が必要です。

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パタロウのプロフィール

サイト管理人「パタロウ」。
プロを目指すほど小さいころから車好き。30過ぎてバイクにハマる。
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